technology 解決できる課題
ロボットと真空成形トレイを活用して省人化
- 金属部品
製造ラインにおいてこのようなお悩みを抱えていませんか?
- 省人化や工数削減が課題となっており製造・梱包ラインに産業用ロボットの導入検討を進めている。
- トレイへの部品の詰め込み作業をハンドリングロボットに切り替えたいが、ロボットの動きに対応するトレイの製作に困っている。
ロボットの動きに合わせた真空成形トレイを導入
Before 手作業で半製品の詰め込み作業
工場内において半製品を別のラインに移動する必要があり、半製品1つ1つを手作業でトレイに入れていました。
After ロボットの動作に対応したトレイを設計
低倍トレイなどと比較検討し、金型費用・トレイ単価などのトータル費用が圧倒的に安価なため、真空成形をロボットトレイに採用しました。
トレイをロボットの動きに対応した形状に設計し、トレイへのハンドリングに必要なシステムを組むことで、手作業からロボットへの切り替えが実現しました。ロボット内での一連の動作は以下の通りとなります。
①真空成形トレイを積重ねした状態でロボットにセットする。
②1枚ずつトレイを取出しラインに流す。
③真空成形トレイの形状とロボットのシステムを連動させ、トレイの所定の位置に半製品を収納していく。
④必要個数がトレイに入った段階でトレイを排出。
ロボット&真空成形トレイ導入のポイント
ロボットの導入に合わせて、ロボット内に必要なトレイを真空成形トレイで検討いただく事例も増えています。
1.安定性
ハンドリングロボットを用いればミスすることなく、安定したハンドリングが可能となります。
2.省人化
トレイへのハンドリング作業を自動化することで、慢性的な人手不足などの対策となります。
3.作業精度向上
ハンドリングのような単純作業を人が繰り返し行った場合、作業時間に比例して疲労により作業ミスをする可能性が増えます。高い精度でワークをトレイの所定位置にハンドリングすることができ、作業精度向上につながります。