
technology 解決できる課題
初期費用を抑えて、必要なトレイを無理なく導入する方法
品質も効率も守る!複数製品に最適なトレイを導入する理由
試作は修正前提で進めるのが最短ルートでは手戻りを少なくする金型作製についてご紹介しました。
金型費用がかさむ要因として、複数部品の立ち上げがあります。部品A・B・Cを別ラインで扱う場合はそれぞれに適したトレイがなければ、品質・搬送効率・保護性能に影響が出ます。
このため、製造・物流の現場では複数トレイの同時立ち上げが当たり前になっています。
初期費用を抑えたいなら、進め方を工夫すればいい
3種類すべてに型代や試作費がかかれば、予算が通らないこともあります。
ごくわずかな形状違いでも新たな型費が発生すれば、費用と時間は比例して増加。予算計画の見直しが必要になることも。
そこでTSKは、初期費用の悩みを軽減するための解決策をご用意しています。
共用トレイで金型費用を大幅削減+輸送効率も向上
複数部品を立ち上げる際、一番気になるのは金型代ではないでしょうか。
初期投資とはいえ、初回の量産費用よりも金型代のほうに費用がかかってしまう事もざらではありません。
TSKでは、輸送効率の確保に加えて複数の部品を1枚のトレイでまとめて扱える「共用トレイ」の設計が可能です。
初期投資を大幅に抑えられるだけでなく、輸送効率の向上や在庫スペースの削減といった副次的な効果も期待できます。
詳しくは2種類の部品を1つのトレイで効率搬送!の記事をご覧ください。
パーツ切替え設計で1つの金型を複数用途に活用
入れる部品形状はほぼ同じだけれども、刻印を変える必要があるために複数の金型の立ち上げが必要になっていませんか?
TSKでは刻印やわずかな形状の違いにも1つの金型で対応が可能です(形状・サイズにもよる)。
これにより1つの金型を複数用途に使い分けられるため、金型費用を大きく削減可能です。結果として、設計の共通化による総コスト削減と開発効率の向上を実現できます。

コストを抑えながら、必要なトレイを確実にそろえる
複数製品に対応するための複数トレイ立ち上げは避けられません。
しかし、共用トレイや金型共用化といった工夫を取り入れることで、初期費用の分散、設計・生産効率の向上、在庫・保管コストの削減といった大きなメリットを享受できます。
「費用が重くて進められない」を「無理なく始められる」に変える。TSKは、お客様の負担を最小限に抑えつつ、必要な数のトレイを確実にそろえる現実的な導入プランをご提案します。