TSKベトナムの技術力に迫る!
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2013年に立ち上げたTSKベトナム。真空成形事業のスタート地点である、このTSKベトナムでは現在までに、どのような技術が発達しているのでしょうか。今回は「TSKベトナムの設計技術における強みとは」をテーマに、TSKのさらなる技術力の高みへと迫ります。
充実した設備とレベルの高い設計
TSKベトナムでは、5台の成型機と、24時間体制の金型製作で生産を行っています。充実した真空成形の設備が整っており、常にラインごとで異なる種類、もしくは異なる成形品の製作を行っております。 |
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オーダーメイド製品を作る以上、試作を行うことでどうしても出てくる不具合がありますが、高品質・ハイクオリティトレイをお客様に提供する上で欠かせない工程です。設計者同士の技術交流を常に行うことで、時代の最先端を行く真空成形トレイを設計することを心がけています。 |
厚物の真空成形技術
TSKベトナムには、1.5tや2.0tといった厚物素材の真空成形技術があります。なぜこの技術が発達しているのか。そこには、精密機器の部品を工場ラインで回すための、工程間トレイを設計してきた実績が関係してきます。
精密機器部品の工程間トレイを使用されるお客様の中には、日本の企業も多くいらっしゃいます。特に工程間となると何度も使用するにあたり、壊れにくいものが必要となります。また精密機器となると、サイズや重量も増すため通常よりも厚みが必要となります。そのため、TSKベトナムでは厚物の真空成形技術が発達しているのです。今後は電動車関連部品の大型化・モジュール化に伴い、使用されるケースも多くなってくることでしょう。
ベトナムと日本の技術交流
ベトナムと日本の技術交流も活発に行っています。TSKベトナムでは、真空成形の設計技術が大きく発達してきました。ですが日本の設計技術においては、緩衝材・パイプ台車・段ボールなどの設計が強みとなっています。 |
多種多様に対応できるノウハウ
設計から図面提出まで1~2日
TSKベトナムには、技術者の人数に関わらず真空成形の実績が多く、経験を活かした知識力があります。「この製品であれば、どうすれば安全に運搬できるか」を、ベトナムの設計メンバーは脳内から導き出せると言えるでしょう。 |
納品時の効率までも考えられた設計
TSKベトナムは海外輸出をメインとしたトレイが多いです。海外のお客様相手であれば、どれだけコストダウンできるかが勝負となります。そのため、「薄い素材をいかに構造や形状を活かして強度を上げるのか」といったことに関してのノウハウが多いとも言えます。 |
豊富な実績と提案力
設計メンバー全員が積極的に試作を行っており、これまでの製作実績から多様な強度・形状に対応できるノウハウを保有しています。ブリスターパックや折込式トレイなどといった変則的なトレイの製作実績も特徴で、お客様への豊富なご提案が可能です。 |
まとめ
TSKベトナムには、質の高い設計力や豊富な種類の設計経験があることが分かりました。ベトナムと日本、それぞれで発展した技術を共有しあい、お客様のご要望に真摯に向き合える体制を整えています。 |
TSKベトナムの技術力の特徴 |
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