第50期 TSK Value Award(2024年)が決定しました!
2024/11/27
<リード>
第50期 TSK Value Awardが決定しました。この記事では、「TSK Value Award」の概要と共に、2024年7月6日の創立記念式典で行われた表彰式の模様をレポートします。
TSK Value Awardとは?
TSK Value Award(TVA)は、TSKが大切にしている価値観を体現した人やチームに贈られる賞です。「利他の心」「昨日よりも今日、今日よりも明日」「試練はチャンス、ありがとう」という3つのValueを実践したエピソードを自薦・他薦問わず募集し、社員の投票によってTOP賞が決定します。
賞には、「個人部門」と「チーム部門」の2つがあります。
個人部門
個人の取り組みを表彰します。エントリーの中から役員が優秀賞を3つ選定し、その後、社員投票で個人MVPが決まります。
チーム部門
3つのValueごとにチームでの取り組みを表彰します。エントリーの中からValueごとに役員が優秀賞を5つ選定し、その後、社員投票でそれぞれのTOP賞が決まります。
さらに、そのTOP賞の中から、創立記念式典の表彰式でチームMVPが決定します。
Valueの実践を称え合い、共感の輪を広げるために
TSK Value Awardの前身は、2004年に始まった「特別表彰」です。当時は、社員の推薦や投票という仕組みはなく、役員選定でMVPまで決めていました。その後、2020年にエントリー方式を導入、2022年に「TSK Value Award」と名前を変え、社員投票制に刷新しました。
TVAが目指しているのは、日々の仕事の中で、他の社員がどのような行動や表現のしかたでValueを実践しているのかを知る機会にすること。そして、それをお互いに称え合うことで共感の輪を広げていくことです。たとえ、直接的な成果につながらなくても、その裏側で小さな努力を重ねている社員がたくさんいる。普段、なかなか光の当たらないささやかな行動にもスポットライトを当てています。
第50期 TSK Value Awardの表彰式を開催
2024年7月6日に開かれた創立記念式典で第50期 TSK Value Awardの表彰式が行われました。ここからは、その模様をレポートします。
表彰式では、個人MVPとチーム部門のTOP賞が発表され、壇上で社長から表彰状が授与されました。多くの社員が見守る中、受賞者がスピーチを行うと、会場は大きな拍手と歓声に包まれました。
チーム部門のスピーチでは、TOP賞を受賞したチームがMVPの獲得を目指し、アピールポイントを披露し合います。どんな想いでその取り組みを行ったのか、取り組んでよかったこと苦労したことなどが、感謝の言葉と共に伝えられました。
そして、いよいよチームMVPの決選投票へ。チームMVPは、各受賞チームへの拍手の大きさを音量測定器で測り、最も大きな音量を記録したチームに贈られます。
今年、チームMVPを受賞したのは……
「男子ロッカーリノベーション」でした!おめでとうございます!
個人MVP&チーム部門のTOP賞を紹介
2024年はどのような取り組みが表彰されたのか、個人MVP&チーム部門のTOP賞を、各受賞者のコメントと共にご紹介します!
個人MVP
「海外取引における窓口を一元化し、安定的な業務体制を構築」
【表彰内容】
それまでバラバラだった海外取引業務における窓口を一元化することで、輸入業務の安定化、仕入れ額の自由化を達成。毎月、戦場と化す締めの業務に余裕が生まれました。
【受賞者のコメント】
「この取り組みは、前上司がレールを敷いてくださり、私はその上を走ることで、頑張って進めることができました。経理やシステムの方をはじめ、周りの仲間の支えがあってこそ、成し遂げられた結果です。ありがとうございました!」
チーム部門
①利他の心TOP賞:
「男子ロッカーリノベーション」(チームMVP)
【表彰内容】
暗黒大陸と化していた男子ロッカールームの清掃や整理整頓を行い、清潔で実用的な空間へと生まれ変わらせました。部署を越えた有志が集い、自発的な「利他の心」を見事に実践した取り組みです。
【受賞者のコメント】
「男子ロッカーを変えたいという想いから、色々な部署の方が、時間が空いた時に手伝いに入ってくれました。すごくいいロッカールームにできたと思います。ロッカールームが生まれ変わったことで、私服から作業服、作業服から私服への着替えが可能になり、仕事に対するオン・オフもしっかりできるようになりました。今後も、みんなで使う共有スペースのKAIZENがあれば、またプロジェクトを立ち上げ、働きやすい環境づくりを継続していきたいです」
②昨日よりも今日、今日よりも明日TOP賞:
「システムの窓口 運用継続とシステムKAIZENの実行」
【表彰内容】
情報システム課は、毎週欠かさず「システムの窓口」を開き、社内システムに関するさまざまな困りごとに耳を傾け、システムKAIZENの実行へとつなげました。その効果は、システムKAIZEN46件、効果金額は222,229円。数知れない社員の業務での困りごとを救い、笑顔を増やした取り組みです。
【受賞者コメント】
「本当に効果のあるシステムKAIZENの“ネタ”は、私たち情報システム課だけでは見つけることはできません。現場の方の困りごとや変えたいと思って寄せられるご相談から生まれたシステムKAIZENこそ、仕事に与える影響や効果は絶大です。
私たちは毎週水曜日に展示室で、みなさんの心理的なハードルを下げてお待ちしています。わざわざ相談することでもないかな……と思わず、小さなことでも聞いてみたいと思うことがあれば、ぜひ展示室にきてください。これからも、システムの窓口の継続、システムKAIZENの実行に向けて、日々努力を重ねていきます!」
③試練はチャンス、ありがとうTOP賞:
「50億の目標に対し今の業務人数でいくために―顧客担当制から処理別制への変更」
【表彰内容】
50億という目標を現在の業務人数で達成するため、顧客担当制から処理別制へと、長年続いた業務のあり方を大きく変革しました。その過程では、数えきれない混乱をチーム一丸となって乗り越えてきました。これにより、業務の属人化を脱却。受注処理量は180%、売り上げ処理量は450%増加しました。
【受賞者コメント】
「TSKの企画業務は立ち上げから30年間、ひとりのお客様に対してひとりの担当がつくというやり方を続けてきましたが、業務人数には限りがあり、現状を見直す必要性を感じていました。
そこで顧客担当制から、受注や生産、会計ごとに業務を分担する処理別制に変更してみることにしました。意識したのはスピードです。変革にあたっては、多くの方にご迷惑をおかけしましたが、処理別制に変えることでどんな効果が生まれるのか、試してみたいという気持ちがありました。その結果として、人数が減っても、増えた分の業務を回せることがわかりました。これは新たな第一歩に向けて“成功”といえるのではないかと思っています」
社長からのメッセージ
「TVAは、エントリーの中から賞ごとにまずは役員で選考を行いますが、いずれも甲乙つけがたく、役員の間でも喧々諤々の議論を交わしました。社員の投票で選ばれたTOP賞もかなりの僅差だったと思います。
こうした積み重ねが会社をより良くしていく原動力となり、未来へとつながっていきます。TSKは85周年を迎えましたが、今日この日を起点とし、ぜひまた、来年のMVPを目指して取り組みを進めていただければと思います。みなさん、たくさんの応募をありがとうございました!」