インサート成形コネクタの輸送においてこのようなお悩みを抱えていませんか？

• フレキシブル基板と端子部分が包装材と緩衝するのを防ぐため縦置きにしていたが、ガタつきが発生しトレイから白い粉が発生して困っている。
• 包装材との接触を気にしてコネクタを縦置き収納にしていたため、積載効率が悪くなっている。

親和性の高い真空成形トレイで安心して輸送できる包装形態に

Ｂｅｆｏｒｅ　縦置き収納による、品質トラブルの発生

インサート成形の車載カメラ用コネクタをトレイで輸送していた。
フレキシブル基板と端子部分が包装材と接触するの防ぐため、縦置きにしていたところガタつきが発生し、トレイから白い粉が発生していた。またコネクタを縦置き収納していたことによって積載効率が悪化。輸送品質改善のため、より良い包装方法がないか悩んでいた事例となります。

Ａｆｔｅｒ　コネクタの特徴に合わせた包装で、品質改善！

部品のデリケートな部分を保護するため「逃がす」形状を採用し、部品形状に合わせたはめ込みで、品質問題を改善した事例となります。

ポイント

①真空成形トレイへの部品の配置を縦置きから平置きに
②デリケートな部分を逃がし、ガタつきがなくなる形状で設計。輸送中の粉の発生がなくなりました！

入れ方を工夫して積載効率UP！

部品の配置を平置きにしたことでトレイ当たりの入数は30個から20個にダウンしましたが、
段積みしたときの高さは約半分に削減される、というメリットもあります。

同じ容積では、
　Before 30個/トレイ×10段＝300個
　After 20個/トレイ×20段＝400個
33％の積載効率改善につながりました。