technology 解決できる課題
プラスチックコンテナ蓋を真空成形の蓋にしてトータルコスト削減
- 自動車部品
自動車部品の輸送に関してこんなお悩みを抱えていませんか?
- 油などの付着でプラスチックコンテナの洗浄作業にコストがかかっている。
- プラスチックコンテナ内の中身が見えないので何が入っているのかがわからない。
材質変更の提案でお悩みを解決します
Before プラスチックコンテナ用の規格蓋を使用
お客様が抱えているお悩み課題が3つあった。
1.射出成形のプラスチックコンテナ規格蓋をリターナブルで活用していたが、油の付着などで洗浄作業が必要で毎回の洗浄作業費が高かった。
2.射出成形のプラスチックコンテナ蓋の重量が重かった。射出成形蓋重量:126g
3.プラスチックコンテナ内の中身が見えないので何が入っているのかがわからなかった。
After プラスチックコンテナ用の蓋を真空成形品に切り替え
1.真空成形で蓋ができるかを検証した。検討内容としてはリターナブルで使用しているプラスチックコンテナ蓋をワンウェイに変更し、1回使用して廃棄する仕組みに変更した。価格として洗浄費用より真空成形トレイ蓋1回仕様のほうが、安価にすることができたのでコスト改善となった。
2.パレットへの積み付け箱数増加 真空成形トレイの厚みが0.3mmと薄いため、プラスチックコンテナを段積みした際に積載段数:10段→11段積み重ねできるようになった。 積載数110%の向上となる
①運送費の大幅削減
②保管スペース大幅削減(空箱、製品在庫)
3.射出成形品126gに対し、真空成形品27gと78%の重量削減となった。
4.透明性のシートを活用し、中身が見えるようにした。それにより中身が入っている。どの製品が入っているかを一目でわかるようになった。
今回の事例のポイント
1.自動車部品、プラスチックコンテナを活用している業種にオススメの事例となります。
2.「中身が見えないので毎回蓋を開けて確認している」などの作業をされている工程があれば、透明の蓋にすることにより作業が大幅に改善されます。
3.真空成形トレイは金型代が発生しますが、蓋の数量があればトータルコストとして安価になります。